インフルエンザ

  2月7日 インフルエンザの大流行で思うこと


 今年もインフルエンザが大流行しています。

 ただ今年の傾向として、診断する側からすると何を頼りにインフルエンザか否かの見当をつけていいのかわかりません。
というのは高熱を認めるパターンの患者といわゆる風邪症状のパターンとがあるようなのです。
 高熱を認める患者の場合にはすぐにインフルエンザの検査を行いますが、鼻水と倦怠感くらいしか症状がなく、とてもインフルエンザとは思えない症状の方でインフルエンザAに罹患している方も多くいるのです。

 多くの小児科医と同じように、成人であっても免疫が抑えられている状況でない方がインフルエンザに罹患しても生活上、大した支障がなければ敢えてタミフルなどの抗インフルエンザ薬を投与しなくてもいいのでは?と私も思います。

 世界のほとんどの抗インフルエンザ薬を日本で消費している現状を考えると、今後、耐性インフルエンザウイルスを作り出す可能性があるのは日本なのかもしれません。

 「予防投与」などといったあまりにも馬鹿げた投与法をしている一部の医療機関をみると末恐ろしくなります。

 アズノール(青いうがい薬)や濃いお茶類(緑茶・紅茶・ウーロン茶など)で一日に何回もうがいし、石鹸で手洗いをしたほうがよほどインフルエンザを始めノロウイルスなどの感染に対して効果があります。

 診療報酬欲しさにタミフル・リレンザ・ラピアクタ・イナビルなどの高価なインフルエンザ薬をばらまくように処方している開業医もいるようです。

 さらにインフルエンザの証拠もなく血液検査も行わずに風邪症状で来院した患者に対して、そういった抗インフルエンザ薬+抗生剤といったわけのわからない処方までしている開業医にも今日遭遇しました。

この国の医療は誰のためにあるのでしょうか?
誰を助けようとしているのでしょうか?
 開業医の平均年収は3000万円。
 私の知ってる、某超有名大学出の消化器外科医師は推定年俸2億円。 
 彼は小児のインフルエンザに対しての対応など知るはずもないのに抗インフルエンザ薬の乱処方は今も続いているようです。


 他人のインフルエンザの治療は自分のフトコロが風邪をひかないようにするため・・・? 
[PR]
by Dr-Chirorin | 2013-02-07 15:29 | 医療 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://chirokun.exblog.jp/tb/19959409
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< St. valentine&#... ミシュラン☆ >>